Turning point☆

31.March.2017。
ちっちゃなこはくと北陸富山から東海名古屋へ移住。
幾つもの出逢いと別れのなかで切り拓いた道。

ゼロからのrestart。
そしてturning point。



Lavel

2018年2月25日日曜日

2018.02.25雪プリンのゆるふわ黒斑山♫



3月もあっというまに過ぎ、名古屋も春の暖かさに包まれる今日この頃。



まだまだ冬の足跡がしっかり残っている上信越の山へ日帰り弾丸遠征♫
今では毎月恒例になっている愛犬こはくとのやまんぽ。
今回は冬山初心者の山仲間の女の子を連れて、浅間山外輪山、黒斑山へ。





東京都内在住の山仲間、ゆうたくんと茶々丸(MIX)、ゆかちん。
そして名古屋からはとしさん(主人)とこはく(日本犬×シェパードMIX)とわたし。
ここのところ定例山行になりつつあるワンコ連れやまんぽ♫

今回は冬山初心者のゆかちんのために、ゆるりと歩ける山選びから♫
兼ねてから眺めたいと思っていた雪プリン(浅間山)を選択☆
コースタイムは山頂まで夏道2h弱、スタート地点の高峰高原は標高がなんと2000m程の高い場所にあり、そこから山頂までは標高さにして400m。ごく一般論では標高差300mで大体1時間程。となると、400mで夏道2h弱から逆算して考慮すると、冬山初心者のゆかちんでも問題なく歩けるコースタイムと標高差。
時間的余裕はたっぷりあるので、気象条件さえ問題なければその先の蛇骨岳まで足を伸ばそうと決めて、夜道を走ること5h。
冬季も登山者のためにトイレを開放してくれている高峰高原ホテル駐車場にて仮眠してからのスタート。

スタート地点が2000mもある高所ということ、黒斑山〜蛇骨岳への稜線は強風吹き荒れると体感温度が極端にさがること、わたしは黒斑山もはじめて、他のみんなも黒斑山〜蛇骨岳は歩いたことがないということ、などを考慮し、今回ゆかちんにはハードシェル上下とピッケルを貸して冬山装備で出発。

車から登山口はすぐ目の前、登山口からゆかちんとわたしはチェーンスパイクを装着。
上信越特有のさらさらの雪がしっかりトレースが刻まれていて、雲海に包まれた小諸の街を眼下に歩き始める。

黒斑山までは冬山初心者向けのお手軽な山で知られているため、駐車場には登山者多数。
途中山岳会?らしきパーティを追い抜き、トーミの頭までの急登を登る。
やまんぽが大好きなこはくは今日もとっても嬉しそうにしっかり先頭を歩いてアテンド。
わたしたち夫婦の後から、茶々丸がゆかちんをアテンドして登ってくる。
続いて最後尾から見守ってくれているゆうたくん。



トーミの頭までの急登はなかなか長く、初心者ならチェーンスパイクとストックがあるとかなり歩きやすいかも。
としさんとゆうたくんはツボ足でさくさく登ってく。

気象条件がそこまで好天が期待できなかった予想通り、トーミの頭では強風吹き荒れるなか、姿を表した雪プリン☆
風の音が強過ぎて、わんたちは先を急ごうよ!!とばかりに急かされつつ黒斑山へ。




すぐ目の前に広がる浅間山と、稜線の先に繋がる蛇骨岳、ぐるりとまわって仙人岳。
ここでも風が強過ぎて、写真撮影もなかなか強行軍。
時間的にもまだ早かったのと、蛇骨岳までのトレースが明瞭だったこと、夏道コースタイムから逆算して今日のコンディションなら30分程で行けると踏んで、蛇骨岳へ向かうことに。






しっかりしたトレースの樹林帯を抜け、片側雪稜の稜線を歩き、浅間山を眺めながら蛇骨岳山頂へ。





黒斑山よりも更に強風が吹き荒れ、撮影は更に厳しさを極める始末。
なんとか撮影して、黒斑山へ帰ってひと休憩。






黒斑山山頂では続々と後から後から登ってくる登山者たち。
偶然過ぎる偶然にもFacebookの山繋がりの友人たちにもお声掛けをいただき、こはくと茶々丸の撮影大会。
この日の黒斑山にやってきた登山者たちは関東圏、関西圏、多岐にわたる遠征組たちばかりで、改めて浅間山外輪山、黒斑山の人気度合いを目の当たりにすることに。


下山は周回ルートを辿り、登り返しもなく樹林帯の道をくだること1h程。
黒斑山は地元の子供たちの野外活動で登られるなど、地元のひとたちにも親しまれている山だそう。


冬山初心者のゆかちんとは一年ぶりくらい二度目のやまんぽ。
Patagoniaのハードシェルはしっかり保温を維持してくれて、チェーンスパイクは歩きやすさ抜群だったとのこと。
ブラックダイヤモンドのピッケルは残念ながら活躍の場はなかったものの、冬山には必ず携行すべき装備。


























3月も中旬が過ぎ、真っ白な雪の足跡もだんだん遠のいていく季節。
次はどこへ向かおうかな♫